売上を上げよう上げようと必死になっていると
販促物を増やしすぎてマイナス効果の販促になる場合が多々あります。
折角の努力、リソースの無駄使いを避けなければ勝ち残り続けるのは困難といえます。
おはようございます!
飲食店のコンサル・アドバイザーの小島です。
努力は報われるもの。
ですが必ず報われるわけではない。
毎日、学び実践してきた努力は無駄にはなりません。
ですがそれが報われるかどうかは、別の話といえます。
努力してきた方向がズレていれば
報われない。
例えば、エベレストに登頂しようとしているのに
泳ぐ練習しても効果薄いですよね。
まずは高尾山なり富士山なりからチャレンジしたり、
のぼるための知識を学んだり、
筋トレしたり。
東京から京都に行きたいのに、
北に向かっていてはどんなに頑張ってもつくことはないといえます。
販促も同じでいくら必死に頑張って行っても
その方向がズレていたら効果は薄くなります。
良くあるのがPOPを貼りまくること。
こだわりや想いを伝えたいのはわかりますが
それが多すぎるとお客様にストレスを与えてしまいます。
お金を払ってストレスを買う人はいませんよね。
でもそれをしてしまっているお店が結構あります。
あくまで販促はお客様のために行うことを忘れてはなりません。
お客様が欲しい商品にたどり着くために行うのが販促です。
まずは販促物がお店都合になっていないか?
チェックしてお客様のためになっているか?
確認してみてください。
そして、販促はプラスのモノだけではありません。
マイナス効果の販促もあります。
先ほどのようにPOPを貼りまくることで
ストレスを感じます。
入り口、ファサードで多すぎるPOPを行うと
「なんかうるさそうなお店。。。」と入店を阻害してしまいます。
店内でも多すぎるPOPは、情報を得ないことができないので
脳が休める時が無くなりストレスを感じます。
そこにリピートしようとはなりにくくなります。
そしてこうした販促物以外にもマイナス効果の販促はあります。
それは整理整頓されていない店内です。
例えば、カウンター上にお店の書類や郵便物など
置いていないでしょうか?
キッチンの目に見えるところに
スタッフのペットボトルが置いていないでしょうか?
レジで会計時にお客様が見えるところに
業務連絡を貼っていないでしょうか?
こうしたものも販促物になってしまいます。
それもマイナス効果の。
お客様が見えるところ。
カウンターは本来お客様のためのスペースです。
お店の書類を置く場所ではありません。
雑誌を置いたりもされている場合もあるかと思いますが
マガジンラックに置いたりしてカウンターは
お客様のために空けておきましょう。
スタッフのペットボトルも置く場所を決めて
お客様の見えないところに保管して
飲む場合場所を決めておきましょう。
業務連絡はお客様にとって不要な情報です。
貼る向きを考えて見えないところに移動しましょう。
GWに向けて販促物を準備していると思いますが
今日はその販促を最大の効果を発揮するために
マイナス効果の販促物がないかチェックして
お客様にとって不要な情報となるものは
改善していただければと思います。
販促は何も増やすだけではありません。
必要な情報を必要な場所に最適化することが重要です。
ぜひ取り組んでみてくださいね。
それでは一日一改善で顔晴りましょう(^^