繁忙時に向けて客単価を上げるために高単価メニューを導入しても売れない時、
価格の問題にしてしまいがちですが、
実は価格が問題なのではないことが多いです。
おはようございます!
飲食店のコンサル・アドバイザーの小島です。
どうしても人は成功しないと楽な方に理由を持っていきます。
それが高単価のメニューが売れない時も同様で
売れないのは価格が問題ではなく
価値の伝え方と、
その価値を必要としている顧客への集客が出来ていないのに
価格だけが問題として捉えてしまいます。
人は何か上手く行かない時
自分を守るために脳がストレスを回避しようとします。
ストレスをスムーズに回避するために
すぐに思いつくことを理由にでっち上げて
考えて悩むことから逃げようとします。
これは何か嫌なことがあると
頭痛がしたり体が調子悪くなることと同じようなことです。
例えば、上手く行かない時、「〇〇のせいだ。」
と人やモノのせいにしてしまう。
こうしたことは人であるのでそう考えるのはしょうがない。
ですがこうしたことを知っているとその後に
「あっ、今、脳が回避しようとしていたな。気を付けよう」
と少しずつ考えることができます。
すぐ見つかる理由に結びつけるのではなく
「ほんとうにその理由なのか?」
と深く考えてみてください。
高単価の商品が売れなかったら、
「売る価値が伝わっていなかったのではないか?」
「売るべき人に売っていなかったのではないか?」
「売るタイミングがズレていたのではないか?」
「買いたい人に届いていなかったのではないか?」
こう考えて
「届いていないのなら、もっと早く告知する必要があるな」
「Instagramで告知したけど、facebookの方が合っているかも」
「珍しい商品だから拡散しやすいTwitterの方が良かったな」
「平日限定でしたけれど、そもそも平日より週末の方が必要としているな」
などと対応策を考えられます。
1回やって売れないから駄目だと考えずに
なぜ売れなかったのか?
こう考えてみてください。
ファミレスでも2,000円以上のメニューが売れる時代です。
丼、定食店でも1000円超えの商品も売れています。
小島も客単価2500円の店舗でも
1杯の上海蟹を3500円でめっちゃ売れていました。
高単価の商品が売れないのではなく
しっかりと知恵を絞って売り切っていないのです。
それも押し売りでなくて、買いたい人が手を上げて買う。
そうした雰囲気づくりも今日は考えてはいかがでしょうか。
ドンドン攻めてしっかりと儲けをだしてスタッフもあなたも
待遇良くして勝ち抜いていきましょう!
それでは一日一改善で顔晴りましょう(^^