利益を生み出す飲食店の数字

棚卸をやらないで飲食店経営は無謀

趣味で飲食店をしているのなら別ですが
人を雇用して経営しているのなら棚卸をしないことは無謀ともいえます。

おはようございます!
飲食店のコンサル・実践運営アドバイザーの小島です。

本日31日は月末であり棚卸の日でもありますね。
棚卸をしていないお店はまだ多く、
「手間暇と人件費が余分にかかるからやらない。」
とやらない理由を言っているのではないでしょうか?

何度もお伝えしていますが棚卸は必須です。

棚卸をやらないことで原価のブレが把握できず
大きなロスが出てしまいます。

例えば、300万の売上のお店で
想定原価より1%だけでも多いと
それだけで3万の利益が吹っ飛びます。

年間36万あればスタッフにボーナスも少し払えますし
真空包装機も導入できますね。

そして毎月の棚卸をするためのコストよりも
やらないことでのリスクの方がとてつもなく大きいです。

1%のズレで3万、
しかし実際棚卸をしていないお店は3%くらいは
想定より多いことがあります。

想像してみてください。


月9万。

無駄になっていたら。。。

年間108万も現金がなくなっていたら。。。


ぞっとしますよね。


それくらい大きなことといえます。


「毎月そんなにブレないから、やらなくて良いのでは?」


毎月そんなにブレないということは少しずつブレていたら
1年後には大きなブレになります。

そして、やらない習慣がついて3年後には利益の出ない体質になります。



「店長達がやりたがらない」


自分たちの本来得るはずのボーナスが
ロスとして消えているかもしれません。


人件費に割くべき資源がロスによって無くなって
人手不足に陥って自分たちの休みを取得できない
原因になっているかもしれません。

それでもやらないのなら、
これから待遇も良くなることはなく、
さらに悪くなっていくことがみえていますが
それでも棚卸をしませんか?



仕入れ原価では、月末の在庫次第でしっかりと原価を把握できません。
レシピの原価は、あくまで理想であり現場を把握できません。

なので棚卸原価は必須といえます。

今日は月末。
しっかりと棚卸をして
実際の原価を把握して
適正に保たれているのか?
どこで利益が飛んでしまっているのか?

地図を持たずにやみくもに大海原を航海するギャンブルするのではなく
しっかりと自分の位置を把握して目的地につけるようにしてください。
それでは一日一改善で顔晴りましょう(^^♪

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