予約って、本当に気を遣いますよね。
「せっかくのお客様に気持ちよく来店していただくために、予約の段階でミスは絶対に避けたい!」
そう思っている方も多いのではないでしょうか?
自分はこれまで、多くの飲食店で予約に関する様々なトラブルを見てきました。
例えば、コース料理の内容を間違えて伝えてしまったり、人数を聞き間違えてしまったり…。
こうしたミスは、お客様に不快な思いをさせてしまうだけでなく、お店の評判を落とすことにも繋がりかねません。
そこで今回は、飲食店が予約を受ける際に間違えないためのポイントを、具体的な例を交えながら詳しく解説していきます。
予約を受ける際の注意点や確認ポイントをしっかり押さえて、お客様に最高のサービスを提供できるように一緒に頑張りましょう!
目次
- 予約でありがちなミスとは?
- 予約の際に確認すべき項目
- 聞き間違いを防ぐためのポイント
- コース料理の予約を受ける際の注意点
- 人数の聞き間違いを防ぐためのポイント
- 予約内容を復唱して確認することの重要性
- 予約システムの活用
飲食店でありがちな予約ミス
飲食店で起こりやすい予約ミスには、以下のようなものがあります。
- 日時を間違える
- 人数を間違える
- コース料理の内容を間違える
- お客様の連絡先を聞き間違える
- 予約内容を記録し忘れる
これらのミスは、お客様に多大な迷惑をかけるだけでなく、お店の評判を落とすことにもなりかねません。
具体的な改善例とポイント
では、具体的にどのような点に注意すれば、予約ミスを防ぐことができるのでしょうか?
1. 日時の聞き間違いを防ぐ
まず、日時を聞き間違えないためには、曜日も一緒に確認することが大切です。
例えば、「17日の7時」と聞いた場合、「17日(土)の夜7時ですね」というように、曜日も付け加えて復唱することで、聞き間違いを防ぐことができます。
また、「1時」と「7時」のように、発音が似ている数字は聞き間違えやすいので、「7時」は「ななじ」と読むようにすると良いでしょう。
2. コース料理の聞き間違いを防ぐ
コース料理の予約を受ける際は、コース名だけでなく、内容も確認することが重要です。
例えば、「華コースですね」と確認するだけでなく、「天ぷら盛合せが入っているおひとり様4950円の華コースでよろしいでしょうか?」のように、具体的な内容を伝えることで、お客様との認識の違いを防ぐことができます。
3. 人数の聞き間違いを防ぐ
人数を聞き間違えないためには、「1名様」や「7名様」のように、はっきりとした発音で伝えることが大切です。
また、大人と子供の人数を分けて確認することも重要です。
例えば、「大人2名様と、お子様1名様ですね」のように確認することで、人数の聞き間違いを防ぐことができます。
4. 予約内容を復唱して確認する
予約内容を確認したら、必ずお客様に復唱して確認しましょう。
「○○様、17日(土)の夜7時から、大人2名様と、お子様1名様で、天ぷら盛合せが入っているおひとり様4950円の華コースですね」のように、予約内容をすべて復唱することで、ミスを防ぐことができます。
5. 予約システムを活用する
予約システムを活用することで、予約ミスを減らすことができます。
予約システムは、お客様がWebサイトから直接予約できるため、電話での聞き間違いなどのミスを防ぐことができます。
また、予約システムは、予約内容を自動的に記録してくれるため、記録忘れなどのミスも防ぐことができます。
予約システムを入れる場合、注意点として手書きの予約ノートと予約台帳システムを併用すると
ダブルスタンダードになってしまい、双方の書き写しでのミスも起きてしまうので
予約台帳システムに統一して最初は時間がかかってもシステムの1本化に取り組むことをお勧めします。
まとめ
今回は、飲食店が予約を受ける際に間違えないためのポイントについて解説しました。
予約ミスは、お客様に不快な思いをさせてしまうだけでなく、お店の評判を落とすことにも繋がりかねません。
混雑時のダブルブッキングや、予約日時の間違いで席が用意できない場合、どうにも対処できない場合もあります。
ドミナントで近隣にグループ店があるのならそちらへご案内で席を用意したり、
近くに交流のあるお店にご案内したりするしかできません。
そうならないように今回紹介したポイントを参考に、予約ミスを防ぎ、お客様に最高のサービスを提供できるようにしてくださいね。
それでは一日一改善で顔晴りましょう(^^♪