ドリンクが売れないのにドリンクに力を入れていないで
「最近のお客さんは飲まない。。。」と嘆いていませんか?
おはようございます!
飲食店のコンサル・実践運営アドバイザーの小島です。
お客さんがドリンクを飲食店で注文しないのは
ちゃんと理由があります。
それはなんだと思いますか?
「お金を使いたくないから?」
もちろん、不景気だと出費は抑えるのでありますね。
ですがそれなら飲食店に来ない方が出費は抑えられますね。
ドリンク1杯500円を払いたくなくて、
ラーメン1杯900円は払う。
この違いは何でしょう?
小島はこう考えます。
比較されるものか否か。
飲食店のラーメン1杯は、カップ麺と比較はされにくい。
インスタントラーメンもクオリティが上がっていますが
満足度は飲食店が圧倒的であり、
比較されないものになっています。
しかし、これがドリンクになるといかがでしょうか?
1杯480円レモンサワー。
コンビニのレモンサワー128円。
違いがあるとするのなら
カットレモンが入っているか否か。
ソフトドリンクはいかがでしょうか?
300mlの1杯380円のコーラ。
コンビニの500mlのコーラ128円
中身の違いは無く、グラスに入っているか否かだけ。
商品名も
コーラ
カルピス
ウーロン茶
と他の飲食店でもコンビニでもスーパーでも同じ。
しかし、価格は3倍。
これでは注文する理由がないといえませんか?
でも飲食店は、
「ドリンクを飲んでくれない。。。」
とただ嘆くだけ。
「飲んでください!」とお願いしている状態です。
これは小島は違うと思いますのでこう考えていきます。
なぜ?ドリンクを飲まなければならないのか?
逆に飲まないとお客さんが損してしまう、
飲むことで食事全体の付加価値を上げられるようにできないか?
ドリンクは中身が同じだけに差別化がしにくい商品といえます。
だからと言って、目の前のコンビニなら1/3で飲めるものを
店内という価値を考えても3倍支払うことに抵抗ない付加価値が必要ではないでしょうか?
小島のクライアントでは
大衆業態でも薄針のグラスでカチ割り氷で提供しているお店もあります。
ドリンクの中身もコンビニやスーパーでも買えないものにしたり
ブレンドや一工夫で比較されないドリンクにする努力は必要です。
グラスに並々注ぐスパークリングワインや
日本酒をマスまでこぼす提供など
提供方法でも比較されない方法も必要です。
今日はドリンクが出ない、注文されないのなら
あなたのお店のソフトドリンク、アルコールが
コンビニやスーパーと比較されていないか?
確認してみてくださいね。
それでは一日一改善で顔晴りましょう(^^♪