10月も後半に入り新しくスタッフも入社したお店も多いと思います。
折角入社したスタッフも出来ないことばかりでは
楽しく仕事をすることが出来なく、早い退社となってしまいかねません。
なの小島は自信をつけさせるスタッフ教育が大事だと考えています。
自信をつけさせるスタッフ教育とは、
例えば、
「いらっしゃいませ。」
といいう言葉。
これを当店は
「こんにちは!」「こんばんは!」
にしていることを伝えて
最初はクセで「いらっしゃいませ。」と
言ってしまうけど、
段々慣れて、「こんにちは!」と
笑顔で言えるようになったら
「今の最高!」
といって褒めることができますね。
ビールの注ぎ方も
ただやり方を教えるのではなく
教育者と同じようにできるようにコツを分解して教えます。
超具体的に伝えます。
生ビールは
グラスは45度この線と同じに傾けて
コックを手前に倒す。
ビールがこの線まで来たら傾きを浅くして
この線まで来たらいったん止める。
一呼吸してからコックを奥に全部倒し
泡を液面にできるだけ近づけてふんわり
泡を載せて粗い泡の蟹泡を追い出して完成。
という説明+既定の線、角度など目で見えるように
実際にグラスと合わせられるようにPOPなどを貼っておく。
この超具体的な説明+人によって感じ方が変わる
視覚・聴覚・嗅覚・触覚・味覚は、
ひとつだけで判断させずに
複数の五感で判断するようにオペレーションを
具体的にしていきます。
タイミングや温度などは数値化して
タイマーや温度計で感覚に頼らせない。
こういうことを書くと、
「その時によって変わるから数値化できない」
と思われるかもしれませんが、
もちろん、気温や湿度などによって変化はあります。
そうした変化に対応した業務は
マニュアルにしてもスタッフはいつまでたっても
出来ないので自信とやる気は生まれてきません。
そうした部分は責任者が行い
それ以外は他のスタッフで自信をもって行える業務にしなければ
これからの飲食店は難しいと思います。
こうした流れで自信を持ったスタッフが
「自分もやってみたい」という気持ちが起きてきたら
そうした高難度の業務を体験させて
難しさと困難を乗り越える楽しさを経験させること
この順番が大事ではないでしょうか。
まずは、自信をつけさせるスタッフ教育。
これを今日は意識してみてはいかがでしょうか。
それでは一日一改善で顔晴りましょう(^^