連休や週末など、お店が賑わう繁忙期。嬉しい悲鳴を上げながらも、「この勢いを、閑散期にもつなげられたら…」そんな風に思うことはありませんか?
今回は、まさに繁忙期だからこそできる、閑散期の集客に向けた種まきについて一緒に考えていきましょう。
閑散期の集客は、実は難しい
閑散期に集客キャンペーンを打ったり、割引サービスをしたり… そんな努力をしても、思うように効果が出ないことってありますよね。
それは、お客様の心理を考えてみると納得がいきます。
- そもそも外出する人が少ない
- 競合店もあの手この手で集客している
- 普段から利用しているお店があれば、わざわざ新しいお店に行こうと思わない
つまり、閑散期に「新規顧客を獲得する」のは、かなりハードルが高いのです。
繁忙期こそ、未来のお客様を育てるチャンス
では、どうすれば閑散期の集客につなげられるのでしょうか?
答えは、繁忙期にこそあるんです。
繁忙期には、普段あまり来ないお客様も来店されます。 このチャンスを活かして、彼らを**「ファン」**にしてしまうことが、閑散期の集客につながる鍵となります。
繁忙期にできること
繁忙期には、とにかく「お客様をファンにすること」に集中しましょう。
具体的には、
- 忙しい時無理に入れすぎない
- 忙しい時こそ、丁寧な接客を心がけ、料理の質を落とさないために満席でお断りする勇気を持つ。
入店できないお客さんは次回来店のチャンスはあるが満席でオペレーションが乱れている時に不満足を与えたら二度と来店しない。
- 忙しい時こそ、丁寧な接客を心がけ、料理の質を落とさないために満席でお断りする勇気を持つ。
- お客様との一緒に活気を作る
- 笑顔で挨拶し、積極的にコミュニケーションを取る
- お客様の名前や好みを覚える
- SNSでの繋がりを作る
- スタッフ同士の声掛けをいつも以上に行い活気を出し楽しい雰囲気づくりを大切に。
- 再来店を促す仕掛けを作る
- 限定イベントの情報を伝える
- 閑散期に行う限定イベントの情報を伝えたり、来月の限定メニューを告知する。
- ショップカードやリーフレット、宴会チラシを渡す。
- SNSをフォローを促したり、クチコミ投稿、アンケートで顧客リストを集める。
これらの積み重ねが、お客様の心に響き、「また来たい」と思ってもらえるお店作りにつながります。
具体的なアイデア
- 特別なサービス
- 繁忙期限定の特別メニューを提供する
- お子様連れのお客様には、ちょっとしたおもちゃやお菓子をプレゼントする
- 記念日のお客様には、サプライズ演出をする
- コミュニケーション
- お客様に「美味しかったですか?」「何かご要望はありますか?」と声をかける
- 常連のお客様には、「いつもありがとうございます」と感謝の気持ちを伝える
- SNSでお店の情報を発信し、お客様とのコミュニケーションの場を作る
- 再来店促進
- ポイントカードやアプリを導入し、来店回数に応じて特典を与える
- 次回使える割引券やクーポンを配布する
- 季節ごとのイベントやフェアの情報をお客様に伝える
まとめ|繁忙期を「種まき」の時期に
繁忙期は、ただ目の前のお客様をこなすだけでなく、未来のお客様を育てる「種まき」の時期でもあります。
お客様に最高の体験を提供し、ファンになってもらうことで、閑散期にも足を運んでもらえるお店作りを目指しましょう。
それでは一日一改善で顔晴りましょう(^^♪