外食産業事業継続緊急支援対策事業の公募が2023年4月17日からはじまります。
とても飲食店にとって使いやすいものとなりますが
補助金で後悔した人も多いのが事実かと思います。
おはようございます!
飲食店のコンサル・アドバイザーの小島です。
3月のPLも各クライアント揃ってきてきましたね。
先月の数字は遅くても来週前半には把握してくださいね。
でないと繁忙期であるGWに忙しいけど利益が残らないことになりかねませんよ。
PLも揃ってきて感じたことは
小島のクライアントの多くはコロナ前を超えてきたということです。
ここ数年大台を超えてこなかった店舗も超えてきたり
過去最高売上を出した店舗もいたり、
コロナを飲食店の責任にされた飲食店の逆襲が始まりを見せていると思います。
そのタイミングで使いやすい補助金が出てきました。
ここですぐに飛びつきたいところですが
まず、補助金の考え方から一度あなたのマインドを見直すことをお勧めします。
補助金は、あくまで補助。
こう考えてみてください。
例えば、
「ここにお金が100万あります。これで200万のモノを購入したらこの100万は差し上げます。」
こう言われて、あなたはどうしますか?
本来100万のモノを購入しようと検討していたら、オプションを付けたりしますよね。
しかし、100万の購入予定がないのに「100万もらえる」から200万のものを何買おうかな?
と考えてしまうこともあると思います。
これが落とし穴です。
もっと身近で例を挙げると
ポイントが10倍や〇〇セールなど
購入予定では無かったけどポイントがついたり、
お得に買えるのなら、買ってしまったことありませんか?
これも落とし穴です。
ポイントがつくから購入する。
これは節約ではありませんし、得ではありません。
元々はキャッシュアウトの予定が無かったのですから
マイナスですよね。
ですが補助金がもらえるなら、やらなきゃ損、
ポイントが10倍なら買わなきゃ損、
というマインドが生まれて
口実を作ってしまいます。
これに惑わされてはなりません。
特に経営は。
あくまで必要としていてキャッシュが足りなくて
実現できなかったことに対して補助金を使うことが重要です。
こう伝えると
「いや、その時、必要だから補助金を使ったんだよ」
と思われると思います。
ですがこう考えてみてください。
「それは補助金が無くても実行しましたか?」
補助金が無くてもキャッシュがあったらやるかどうか?
本来、本当に必要なこと、やるべきことは
他者の力が無くてもやりますよね。
セールなどでも
「これ欲しかったんだ」
と購入する時、
「ちょっと待って」
「これ、安くなくても私は買うかな?」
と考えてみてください。
「ポイントが付かなくてもこのコーヒー買うかな?」
と考えてみてください。
そう考えると、本当にお金を使うべきポイントかどうかがわかります。
補助金はドンドン使うべきです。
ですが補助金に惑わされてはいけません。
補助金はあくまで
あなたの事業を円滑にスピーディーに推し進めるために活用するものです。
今日は補助金、お金の使い方を改めて考えてみていただければと思います。
それでは一日一改善で顔晴りましょう(^^