お知らせ

次の出店の落とし穴

今日は、2店舗目、3店舗目の出店について。


最初の店舗が売上安定してきて
ちょっと落ち着いてくると
考える

「そろそろ次出すか!」


と皆さん、考えていませんか?


経営者は、やりがちです。


既存店舗が落ち着いて安定してくると
つまらないですね。

新店舗の準備は
メチャクチャ大変だけど
メチャクチャ面白いですからね。


ワクワクするしだから
次行きたがるんですね。


だけど、そこちょっと待ってください。


本当にその出店、必要ですか?


考えてみてください。


その、次の出店は

・何のために
・誰のために
・どこのために

やるのか。

考えてみてください。


この3つがしっかりと答えられないなら
出店はまだ時期尚早です。


例えば、

「お店、結構お客様入るようになったから、今度は都心に出したい。」
「有名になりたいから大型商業施設や駅ビルなんていいな。」

などは、危険極まりないです。

また、

「今のお店、場所が悪いからイマイチだけど、
場所いいところで2店舗目出せばもっと売れる」

これは、マズイです。

最初のⒶは、今の成功をそのまま、次店舗にもっていって
失敗しやすいパターンです。

今の店舗がなぜ、
繁盛してきているのかを本質を理解していないのに
次店舗はまだ早いです。

そして、Ⓑは、場所が悪い=自分は悪くない。
と考えていること自体、マズイです。
どんな場所でも繁盛はさせられます。

実際、バスも電車もない山奥で、行列のできるお店あります。

場所が悪いからでなくて、

その場所に必要なその場所に合った業態を作れなかったことが
うまくいかない要因です。

どんな場所がいいところでもこれができなければ、
失敗しやすいです。

良い場所は家賃も高いので、必要な売上も高くなります。

例えば、
私鉄の駅から徒歩5分、店舗15坪、家賃15万の坪1万のお店Ⓐと
山手線駅から徒歩1分、店舗15坪、家賃75万の坪5万のお店Ⓑで比べると

Ⓐは必要な売上150万
Ⓑは必要な売上は750万

となります。
売上は家賃の10倍以上必要です。

Ⓐは週休で一日売上6万
Ⓑは週休で一日売上30万

このⒶⒷをラーメン専門店・客単価1000円とすると
Ⓐ一日60人  昼40人、夜20人
Ⓑ一日300人 昼200人、夜100人

Ⓐは行けそうですがⒷは厳しいですよね。


高田馬場で一日50万、月商1500万売るラーメン専門店ありますが、
お店は昼から深夜まで通し営業でひっきりなしです。

それで一日50万です。

明らかに難しいとわかると思います。

店舗運営は都心ほど難しいということです。

今の自店舗で場所が悪いなら、家賃も安いはずです。

そうすると、必要な売上も低くなる。
必要な売上をクリア出来たのなら、次にすることがあります。

いつも土日を満席にする。

次はいつも、満席にすること。

そのためにどうしたらいいのか?

必要な売上をクリアしたのだから、
家賃比率も下がっていると思います。

FLRを70%以下に抑えて
儲けたからといって自分の手取りを増やすのではなく、
儲けた分、F原価やL人件費にかけて
お店の魅力を上げるのです。

まずは、原価をかけてよりお客様に喜んでもらう。

盛り付けを変更してもっとお客様に楽しんでもらう。

そうして、常にブラッシュアップしてお店の魅力を上げる。


そうして、いつもお客様でいっぱいにして、
スタッフも育ち、スタッフの活躍の場が必要になってから
次の出店をする。


これが店舗展開の王道です。

スタッフが育っていない状況で
繁盛していない状態で
次の店舗。。。


これは、まだその時でないと思ってください。

理想の物件が誘惑してくると思います。


それは、ブランド品みたいなものです。


それを得るために、お金を貯めますよね。


それと同じに繁盛できる力を貯めましょう。


それを手にするにふさわしくなってからでも
遅くないです。

チャンスはいっぱい転がっています。

うまくいっていない時、
周りが気になります。

他所が良く見えます。


「いいな。あの場所。」
「あんな風になりたいな。」


と思ったら、
まず、自分がそう思われましょう。


あなたのお店みたいになりたい!

そう、言われるくらいになりましょう。


まずは、そこからです。


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