「今月の売上目標、また先月と同じでいっか。」
「まあ、なんとかなるっしょ!」
もし、あなたがそう思っているのであれば、要注意です!
その目標設定、惰性になっていませんか?
目標が形骸化していると、スタッフのモチベーション低下にも繋がりかねません。
今回は、Sotogo funの筆者である小島が作成した、昨対比からの実現可能な月間目標設定シートをご紹介します。
このシートは良くある難しいシートではなくPOSレジから得られる数字を活用することで、簡単に実現可能な月間目標を設定できます。
「目標は立てるけど、結局達成できないんだよね…」
「どうせ、机上の空論でしょ?」
「忙しい毎日で、そんな時間ないよ!」
そう思った方もいるかもしれません。
気持ちはすごく分かります。
自分も現場で働いていた時は、数字を追うことに必死で、目標設定に時間をかける余裕なんてありませんでした。
でも、ちょっと待ってください!
目標設定を「やらされている感」で終わらせてしまうのは、非常にもったいないこと。
実は、目標設定のやり方ひとつで、お店の成長スピードは大きく変わるんです。
この記事を読むことで、あなたのお店は、
- スタッフのモチベーションがUP!
- 具体的な目標設定ができる!
- 目標達成のための施策が明確になる!
という未来を手に入れることができます。
今回の記事では、
- 実現可能な月間目標設定の重要性
- 目標設定シートの使い方
- 目標達成のための具体的な施策
について解説します。
読み終える頃には、きっとあなたも「うちのお店も、もっと成長できる!」とワクワクしているはず。
ぜひ最後までお付き合いください。
目次
- 「惰性目標」の危険性
- 実現可能な目標設定シート
- 設定シートの使い方
1. 「惰性目標」の危険性
売上目標は、お店の羅針盤。
目指すべき場所を示し、そこへ向かうための原動力となります。
しかし、その目標が惰性で設定されたものだと、様々な問題が起こり、お店の成長を妨げることになりかねません。
1.1. 改善意識の低下
「どうせ達成できないから…」
「まあ、いっつもこんなもんだし…」
惰性で設定された目標は、スタッフの間にこのような諦めムードを蔓延させます。
目標が達成できなくても、「いつものこと」で終わってしまい、
「じゃあ、どうすれば達成できるのか?」
という改善への意識が薄れてしまうのです。
1.2. モチベーション低下
目標が非現実的な数字だった場合、スタッフは最初から「どうせ無理だ」と感じてしまいます。
頑張っても無駄、という意識がモチベーションを著しく低下させ、
- 勤務態度の悪化
- 生産性の低下
- 離職率の増加
といった悪循環に陥る可能性も。
1.3. 成長の鈍化
目標設定は、お店の現状を把握し、今後の戦略を立てるための重要なプロセスです。
しかし、惰性で目標を設定してしまうと、
- 現状維持
- 成長の鈍化
を招き、競合店との差が開いてしまうかもしれません。
1.4. 具体例
例えば、
「去年の売上と同じくらいでいいか」
と、特に根拠もなく目標を設定した場合。
- 市場の変化
- 競合店の動向
- 自店の強み・弱み
などが考慮されず、時代遅れの戦略になってしまうかもしれません。
2. 実現可能な目標設定シート
そこで、Sotogo funでは、過去のデータに基づいた、実現可能な月間目標を設定するためのシートをご用意しました!(会員限定)
-Google-スプレッドシート.png)
このシートは、昨年の曜日ごとの売上実績と、今年の目標昨対比を入力することで、自動的に目標売上を算出できる優れものです。
3. 設定シートの使い方
- 昨年の曜日ごとの月合計売上を入力
- 昨年の曜日ごとの営業日数を入力
- 目標月の曜日ごとの営業日数を入力
- 目標の昨対売上比率を入力
たったこれだけで、目標月の売上目標が自動計算されます。
このシートを活用することで、
- 過去のデータに基づいた客観的な目標設定ができる
- 曜日ごとの売上変動を考慮した、より現実的な目標が立てられる
- 目標達成に必要な具体的な売上高が見えてくる
5. まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回の記事では、実現可能な月間目標設定の重要性と、具体的な目標設定シートについてご紹介しました。
Sotogo funでは、他にも飲食店経営に役立つノウハウや情報を発信しています。
ぜひ参考にしてみてください。
それでは一日一改善で顔晴りましょう(^^♪