夏の猛暑とともにお客様で賑わったお店も、8月の終わりには少し落ち着きを取り戻す頃でしょうか?
日々の忙しさに追われ、ようやく一息つけるこの時期、「ああ、疲れたな…」と、後回しにしたい業務が頭をよぎるかもしれません。
特に、休日にかかりがちな「棚卸し」
「面倒だな」「また今度でいいか」。そう感じてしまうその気持ちよく分かります。
毎日一生懸命に働き、お店も繁盛している。
「売上はしっかり立っているから、まあ大丈夫だろう」
そんな風に、日々の売上数字だけを見て、漠然とした安心感を抱いてはいないでしょうか?
しかし、もしあなたが過去に一度でも、
「あれだけ忙しく働いたのに、なぜか手元にお金が残らない…」
と感じた経験があるのなら、その原因は売上ではなく、もっと見えにくい場所にあります。
一年で最も売上が見込める、年末の繁忙期。
この最大のチャンスを「ただ忙しいだけで終わらせない」ために。
そして、その頑張りを確実に「利益」として手元に残すために。
今、この8月末のタイミングでやっておくべき、たった一つの重要なことがあります。
それが、「棚卸し」です。
なぜ、今なのでしょうか?
それは、お店の「現在地」を正確に把握するためです。
棚卸しを怠ることは、自分のお店の「健康診断」を受けずに、フルマラソンに挑むようなもの。
特に近年は、食材費だけでなく人件費も高騰し、気づかないうちに利益を圧迫する要因が増え続けています。
「原価率」という自分のお店の健康状態を知らないまま年末商戦に突入すれば、どうなるでしょうか。
ほんの少しのポーションの盛りすぎ、発注ミス、隠れた食材ロス…そういった小さな穴から、売上はザルの水のようにこぼれ落ちていきます。
最悪の場合、働けば働くほど赤字になるという悲劇さえ起こり得るのです。
だからこそ、この8月末に必ず棚卸しを実施してください。
ここで正確な原価率、つまりお店の「現在地」を把握することで、年末に向けた具体的な対策を打つことができます。
どのメニューが本当に利益を生んでいるのか。価格設定は見直すべきか。無駄な在庫はないか。これらを洗い出す作業が、年末商戦の成功を左右する最も重要な羅針盤となります。
少し面倒に感じるその一手間が、数ヶ月後のあなたの笑顔と、お店の利益に繋がっています。
年末の成功に向けた準備を、今日始めてみませんか?
それでは一日一改善で顔晴りましょう(^^♪