この数日風が強い日が続いておりましたが
飲食店にとって強風の対策、対応はとても重要です。
飲食店は他の業種と異なり
予定がなくても利用しやすい業種のため
店頭での告知がとても集客に影響がでます。
なので店頭のA看板や提灯、行燈などが力を発揮します。
しかし、短期勝負の業種でもないので
強風時に看板を出しっぱなししておくと
それは思わぬ被害を招くことにもなります。
なので今回は強風時の対応と対策についてお伝えさせていただきます。
強風時といっても、基準が無ければ
「今日は風が強いけれどまだ大丈夫だろう。。。」
と感覚で判断してしまい、
被害を受けてしまうこともあります。
実際に小島も看板が突風で吹き飛ばされて
車道にまででて交通事故になっていまったこともあります。
(本当にご迷惑をおかけしました。。。)
怪我などは無かったのが幸いですが
一つ間違えば・・・。
と今でも思います。
なので「まだ大丈夫・・・」
と曖昧な判断ではなく、
お店によって異なりますが
やや強い風の基準の風速が10m/s以上が目安になるかと思います。
下記、気象庁HPより
静穏 | 風力0(風速0.3m/s未満)。 | |
備考 | 音声伝達では「風弱く(漁業気象に用いる)」、「風が穏やか」などを用いる。 | |
やや強い風 | 風速が10m/s以上15m/s未満の風。 | |
強い風 | 風速が15m/s以上20m/s未満の風。 | |
用例 | 風速が15m/s以上の強い風。 | |
備考 | 天気概況や情報には風速を明示して用いる。 | |
非常に強い風 | 風速が20m/s以上30m/s未満の風。 | |
用例 | 風速が20m/s以上の非常に強い風。 | |
備考 | 天気概況や情報には風速を明示して用いる。 | |
暴風 | 暴風警報基準以上の風。 | |
用例 | 風速が20m/s以上の暴風。 | |
備考 | a) 暴風を標題(警報、海上警報)以外で使用する場合は原則として風速を付記する。 天気概況や情報には風速を明示して用いる。 b) 台風の風速25m/s以上の暴風域。 | |
猛烈な風 | 風速がおよそ30m/s以上、または最大瞬間風速が50m/s以上の風。 | |
備考 | a) 天気概況や情報には風速を明示して用いる。 b) 風速が30m/s以下でも、防災上の見地から最大瞬間風速が50m/s以上の風に対して用いることもある。 | |
強風 | 風の強い状態の総称。 |
風速が10m/s以上だと歩くのに歩きにくいくらいの風となり、
車で例えると
時速50㎞で走行しているくらいの風となります。
昔、引越しの時、荷台に乗ったことありますが
結構な風なんですよね。
そこに看板を置いてあるイメージです。
なので固定していない看板はどれだけ怖いか
わかっていただけると思います。
なので風速が10m/s以上が予報されているのなら
躊躇なく看板は外に出さない、
提灯は外しておくことを基準とする。
そうすれば、個々の判断に任せて事故が起きることはありません。
しかし、看板を出さないことは集客面でマイナスになるので
そこはSNSで
「本日、強風のため安全を優先して看板は出しておりませんが
風に負けずに元気に営業してます!」
などと告知して営業をアピールしてみてくださいね。
常連さんは
「風が強いけど、SNS見て来たよ~」
と言って来店もしてくれますので。
SNSはコミュニケーションが大事なので、ぜひ、お試しを。
ピンチがチャンスのヒントを教えてくれますので
一日一改善で顔晴りましょう(^^♪