「売上がだんだん落ちている。。。しかも値上げしたのに。」
実際にはお客さんが減少し続けている状態の時、集客はしてはいけません。
おはようございます!
飲食店のコンサル・実践運営アドバイザーの小島です。
焦る気持ち、とてもよくわかります。
しかし、焦れば焦るほど悪手を選択してしまう。
焦ると視野が狭くなり本来理解していることでも
選択すべき選択も選べない。
飲食店経営をしていると、良い時もあれば悪い時もあります。
売上が伸びている時は、集客のことは考えない。
売上が悪い時は集客のことを考える。
これは本来は反対であるべきといえます。
良い時こそ集客に力を入れる。
悪い時は集客してはならない。
これが小島の基本的な考えです。
(この悪い時は売上が落ちている時、客数が減っている時)
?????
と思われるかもしれませんが本当です。
ここも焦らずにじっくり読んでいただければと思います。
まず、集客は良い時に行い、悪い時はやらない。
この意味は、
悪い時、お客さんが徐々に減ってしまっている時
集客してもすぐに離脱してしまうからです。
だんだん落ちている時は
新規客<流出客
の状態です。
この状態の時集客すると
新規客×集客増加率<流出客×集客増加率
となり、入る人が増加しても出ていく人も増加するので
永続的に集客し続けなければなりません。
しかも、これを住宅街で行ってしまうと
商圏内の顧客に悪評をばらまくことになります。
人は1回「この店はもう行かない…」となったら
再度来店することはほとんどないでしょう。
そうするとさらに集客が難しくなります。
売上が伸びていない時は
集客をするよりもまずは中を改善しなければなりません。
新規客<流出客
ではなく
新規客>流出客
としなければなりません。
繁盛の基本は流出客を出来る限り少なくすること。
ひと昔前は観光地や繁華街では
流出多くてもガンガン集客しても成り立っていました。
しかし、今はSNSやGoogleなどで
すぐにその評判が広く知れ渡っていきます。
どんなに集客しても
クチコミが最悪ばかりのコメントだったら
だれも来店しようと思いませんし、
連れ、友人などと行こうとは誘えません。
売上が落ちている時は、集客のことは一旦横に置いておき
まずは中身を見つめなおすこと。
焦りがありますが、まずは中身。
料理なのか、接客なのか、商品構成なのか
立地とのミスマッチなのか、
などを考え、仮定を立てて改善する。
その次に小さな集客である店頭置き看板で
改善を伝えて反応をみる。
来店したお客さんを観察して
お客さんが喜んでいるか?
何を求めているか?
何が足りないか?
を視て修正していく。
少しずつ売上が改善の兆しが見えたら
ここで集客を行う。
今現在、お客さんが減っているのなら
集客してもお客さんを喜ばせることが足りていない。
ということです。
ここは頑張りどころ。
景気なんか関係ない。
あなたのお店がやるかやらないかだけです。
どんなに原価をかけていても
薄利で頑張っていても
お客さんが減り続けているのなら
それは受け入れられていないという事です。
ここは事実を受け止めて
改善していく。
だって悔しいじゃないですか。
飲食店はメチャクチャ頑張っています。
小島も朝6時から24時までぶっ通しで動いていました。
どんなに頑張ってもその立地のお客さんに
喜ばれなければ長続きはしない。
どんなに美味しい料理を出していたとしても
お客さんがリピートしてくれなければジリ貧です。
ちょっとしたやり方だけなことが多いんです。
あなたのお店の頑張りが報われるように
今、落ちているのなら焦らずに集客ではなく
中身を改善することを目を向けてください。
また、売上が落ちている時は
改善スピードもとても大事です。
そこで努力の方向がズレている改善をしてしまうと
収益改善まで時間がかかってしまいます。
なのでプロにご相談ください。
小島の訪問コンサルは
1day 5万円+税
2days 8万円+税
※往復交通費、宿泊費別途
で店舗までお伺いしてじっくりとコンサルティングを行います。
営業風景も視て、ヒアリングをじっくりと行い、
周辺環境も視て、あなたのお店だからこその強みを
再発見して研ぎ澄ましていきます。
24年飲食店の現場で人の倍以上の時間と
毎日改善を繰り返して実践してきたこともあり
机上の空論ではないコンサルティング。
「もっと早くお願い知れば良かった」
と何回も言われます。
売上が落ちていてこの記事を読まれているのなら
何かのご縁かと思います。
ぜひご連絡お待ちしております。
それでは一日一改善で顔晴りましょう(^^♪
p.s.小島も体一つなので11月の出張コンサルは
後、2~3社とさせていただきます。
ひとつひとつの飲食店に本気で取り組むので。