
料理と内装のミスマッチ。これが起きると顧客満足度の低下や
付加価値の無駄遣いとなり、コンセプトのブレを生じかねないといえます。
おはようございます!
飲食店のコンサル・実践運営アドバイザーの小島です。
昨日の記事、
料理・接客・雰囲気・食器・看板などすべてはコンセプトに従おう
でもお伝えしましたが、お店を構成する要素は
コンセプトに従います。
内装もコンセプトに従い、
商品もコンセプトに従う。
よって内装がターゲットA層なら
料理も同じターゲットA層となります。
例えば、ミスマッチがおきている例としては
大衆酒場の内装なのに
盛り付けがフレンチ。
大きいお皿に綺麗に少量。
これではお客さんは「なんだこれ?」
と感じ、求めていない付加価値を提供され
価値の減少を引き起こしてしまいます。
落ち着いた雰囲気で
いくらを「よいしょ~」と盛り付けるつっこ飯を提供されても
「静かに食べたいのに・・・」
と折角の価値が台無しになってしまいます。
なので内装に合ったメニューを考える前に
コンセプトにそれぞれが準じているか?
そして、コンセプトに必要な顧客に最適な内装、商品なのか?
を考えると良いといえます。
家族での利用を最重要としているのなら
オシャレな料理よりボリュームかもしれません。
デートや流行りもの好き、バズらせることを優先するのなら
インスタ映えする変わった商品も必要です。
気軽に利用できるように一人客をメインターゲットにするのなら
盛り付けの綺麗さ華やかさより、スピーディーに提供できる
小皿料理をメインに欲しいとも考えられます。
内装も
大衆なのか高級なのか
回転率が速いのか遅いのか
ターゲットに合わせて、決める必要があります。
なのでコンセプトだけを変更しても意味がありません。
内装や料理などお店の構成要素を
コンセプトに沿って整えていく必要があります。
この際、できるだけいっぺんに直した方が
「おっ、変わったな」
と感じやすく効果も大きくなります。
商品を内装、雰囲気に合わせるのは
コンセプトに合わせることでもあり、
ターゲットに合わせることでもあります。
今日は既存の商品がコンセプトに合っているか?
これをチェックしてみてくださいね。
それでは一日一改善で顔晴りましょう(^^♪