良く仕事を見つけて仕事をする子と
指示がなければ何もしない子。
様々なタイプのスタッフがいると思います。
その中で仕事をしないスタッフをどう教育するか?
ここは店長の悩みの種だと思います。
なので今日は仕事をしないスタッフの教育についてお伝えさせていただきます。
まず、仕事をしないスタッフも1パターンではありません。
大きく分けて
Ⓐやる気がなくて仕事をしないだけのスタッフと
Ⓑ何をしてよいかわからなくて仕事をしないスタッフ
にわかれます。
ここであなたのお店のスタッフを当てはめて考えるといかがでしょうか?
同じように見えるスタッフも
問題点が全く違うとおわかりいただければと思います。
これを同じ指導では上手く行くわけがありません。
Ⓐの場合、仕事を何故するのか?仕事に関する考え方、
仕事と向き合い、今の仕事を将来のなりたい自分に活かせることを
しっかりと話して前向きに取り組んでもらう必要があります。
何かプライベートで上手く行かなくて考え事をしているかもしれません。
そうした悩みに気が付いていないだけかもしれません。
Ⓐの場合、店長とスタッフと向き合って
お店の繁盛の方向に向くように考え方の導きが重要になります。
Ⓑ何をしてよいかわからなくて仕事をしないスタッフの場合はいかがでしょうか。
こちらは考え方より、そもそもの技術・知識が足りない状況です。
なのでこのパターンの場合、考え方より
ひとつひとつ、指示を出して置くことから始めると良いと思います。
例えば、
「小皿が10枚以下になったら20枚補充して。」
「床にゴミが落ちていたら、周りに気を付けながら拾って捨ててその後手を洗って」
「お客様がいらっしゃらない時は、テーブルの脚やいすの脚、背もたれを拭き上げて」
という状況による指示と
「これが終わったら次にこれをお願いね。」
と常に次の一つの指示を与えておくことが必要になります。
いっぺんにすべてを指示しても抜けてしまうので
あくまで次の指示までです。
これで何もしないことを防げます。
手持ち無沙汰はとてもつらいものです。
時間も長く感じますし、
叱られる。。。
良いことないので
その状況をつくらないことを店長には求められます。
「やることがない。。。」
と思われる方もいるかもしれません。
ただ、「やることがないことはありません。」
やることがないのではなく、ただ気づいていないだけ。
手隙時間でできることをあらかじめピックアップしておいて
それを貼っておき、手が空いたら行う事として共有しておく。
・パントリーのステンレスの台を磨く
・冷蔵庫のドアの表面、パッキン、ドアノブなど綺麗にする
・調味料台を拭き上げる
・ラックにかけているワイングラスを綺麗にする
・お客様の席からどこが気になるかチェックする
・レジまわりにお客様に関係ないものを見えてないようにする
・店頭にゴミが落ちていないか
・照明は切れていないか
・トイレは綺麗か?ゴミは溜まっていないか?など
・窓が綺麗か、ガラスがないくらいに透き通っているか、拭き上げる
・メニューやポスター、POPに破れ・ヨレ・色褪せ、間違いがないか
などなど。。。
ちょっと並べただけでもたくさん出てきます。
基本的な考え方として
「大切な人を迎える状態になっているか」
例えば、とても大好きな推しの有名人が
あなたのお家に来るとしたら、
とてもやることが多いと思います。
絵も曲がっていないか?
洗い物は?トイレは?
ゴミは?玄関は?
髪型は?化粧は?
お店も同じです。
お客様を大切に思って入れば
やることがないことはありません。
なので考え方と技術知識、双方を意識してみていただければと思います。
繁盛店には活気があります。
常に動いているから、常に声を出しているから
お店に動きが出て賑わいになるのです。
繁盛店でないのなら、まずは止まっていないこと。
動きを出して活気をだすことをやってみてくださいね。
それでは一日一改善で顔晴りましょう(^^
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