スタッフのモチベーションを高めようと店長や経営者が動いていませんか?
そのモチベーションへの考えが間違っているのかもしれません。
おはようございます!
飲食店のコンサル・実践運営アドバイザーの小島です。
経営者や店長にとってスタッフのモチベーションを上げようとすることは
誰もが経験あるのではないでしょうか?
小島もモチベーションを上げようとしていた時がありました。
しかし、本来モチベーションは他人が上げるものではありません。
モチベーションを上げようと、
飲みにケーションやイベントで盛り上げて
スタッフと仲良くなる。
これがモチベーションアップにつながるのでしょうか?
モチベーションは内発的動機・外発的動機によって変化します。
例えば店長がたてた目標
「今月の売上目標300万」を達成したとしてボーナスを貰ったとしても
スタッフは一時的には一緒にモチベーションは上がるかもしれません。
しかし外発的動機によって与えられたモチベーションは
すぐに低下します。
これでは意味がありません。
スタッフの機嫌をとったりすることも
モチベーション管理には意味を成しません。
相手がたてた目標ではなく
自己目標が達成されたとき、
その達成感を感じモチベーションが上がり成長に繋がります。
例えば、
「バッティングセンターで100㎞のボールを打てるようになった。」
素振りを繰り返し
自己目標を達成した時に「よっしゃー!」と
モチベーションが上がります。
そして、次の「次は110kmを打つぞ!」と
自己目標をたて成長に繋がります。
なので例え店長が目標を立て達成したとしても
それはスタッフのモチベーションには繋がらず
スタッフの成長にも影響を与えません。
ではどうしたらいいのか?
経営者や店長などリーダーのすることは、
スタッフが成長するために必要なレールを敷いてあげること。
自己目標を達成し成長を自ら感じた時にモチベーションは上がります。
スタッフに目標意識を持たせる環境・組織風土づくり。
「ここにいたら自分は成長できる」
と感じてもらうことが重要です。
そして、お店での成長が自分個人の人としての成長に繋がり
自分の将来の目標に繋がることを意識させること。
これが継続して成長するには必要です。
反対にこのお店での成長が自己の成長に繋がらない場合や
自分の将来の目標に関連しない断絶されていると
退職に繋がってしまいます。
なのでモチベーションは他者が上げるものではなく
機嫌も他者がとるものではありません。
自分の機嫌は自分でとり、
モチベーションは自分であげる。
スタッフのモチベーションは
スタッフが自分で上げられるように
成長を感じるためのレールを引いてあげる。
今日はモチベーションについて考えて
どうしたらスタッフが成長を感じられる土台、
レールを引けるのかを考えてみてくださいね。
それでは一日一改善で顔晴りましょう(^^♪