あまり深く考えないで制限解除に対応すると後悔することになると
思いますのでブログに書かせていただきますね。
ついに制限解除され対応としては大きく2つにわかれましたね。
ひとつは以前の営業時間に戻す対応。
もうひとつは、段階的に営業時間を戻す対応。
それぞれの経営判断でどちらかを選択しています。
業種業態にもよりますが、
この対応はとても大事だと思います。
まずは、営業時間を以前と同じ状態まで戻した場合。
その分、スタッフを配置しなければならず、
人件費が増え、水光熱費なども増えます。
その増えた経費分を回収できるだけの
売上が見込めるかどうか?
この懸念材料が一つ。
そしてもう一つは、
スタッフの労働環境。
営業時間を延ばすことで、
問題になっていた長時間労働がまた出てきます。
この1年8か月で労働時間は大きく減少しました。
そして、今回営業時間が元に戻ると
売上が戻らない今、各スタッフの長時間労働に繋がりやすいといえます。
それとともに、今まで雇用調整助成金などで
労働時間が短くても給料をもらえていたのが
働いた分だけの給料となります。
本来当たり前なのですが、
短い労働時間でもらえているのが長く続いていたので
営業時間が戻ることでモチベーションは低下することが考えられます。
これが3つめの懸念材料。
懸念材料は、この3つが大きなものとしてでてきます。
1.人件費などの経費の増大に売上が追い付かない
2.長時間労働問題の再発
3.スタッフのモチベーション低下
これを踏まえて考えると、
食事メインの業態は段階的な営業時間の延長をしながら
スタッフの長時間労働にならないことと
売上利益のバランスを保つ営業時間を探すことが
この1か月重要になってくると思います。
これからは、飲食店もブラックとい言われる労働環境から
脱出するそもそもの構造を変えないと生き残れないと思います。
今日は制限解除の今、営業時間と労働時間のバランスを保つために
少し考えてみてはいかがでしょうか。
それでは一日一改善で顔晴りましょう(^^
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