ピッタリや丁度良いという言葉は、聞こえは良いですが
飲食店にとってはベストではなく避けたいことといえます。
おはようございます!
飲食店のコンサル・実践運営アドバイザーの小島です。
店舗運営では丁度良いはあまり良いことではありません。
余白の大事さを知っておくことで丁度良いのではなく
ベストを得ることができます。
例えば、宴会の材料で考えてみてください。
10名の予約が入っていたら
仕込みは何名分で行いますか?
丁度良いのは10名ですよね。
ですが小島は2割増し。
12名で用意します。
実際に10名で来店されれば
10名分で丁度良いですが
当日増えることもありますし、
配膳トラブルやお客様のミスで
必要になったときのために
余白を設けることは重要です。
こうした時にスムーズに対応できるか否かで
そのお店の強さが表れます。
お客様のミスだからお店は関係ないのではなく
あくまでお店として「お客様を笑顔にさせる」
としていたら関係ありますよね。
こうしたことをすると原価が上がると考えられるかもしれませんが
この原価アップは必要な経費です。
それでも抵抗感があるのなら
広告宣伝費として捉えても良いでしょう。
こうした余白があることでスタッフのミスも
カバーできますのでスタッフの心理的安全性も保てます。
デザインでも余白はとても重要です。
余白がないデザインは、伝えたいことも伝わりません。
ファサードも情報だらけでは魅力が無くなります。
店舗運営でも同じです。
材料を多く用意して余ったのなら
翌日でも撮影してSNSに投稿すれば良いし
撮影後はアルバイトスタッフに試食してもらって
喜んでもらっても感想聞いて次に活かしても良い。
余白をつくったとしても無駄にしなければOKです。
なのでもそうですが活かさなければ無駄になります。
来客が少なく余剰シフトが出た場合も活かせば無駄にはなりません。
ですが販促を行うでもピッカピカにするでも
お客様をファンにする接客に時間かけても
活かせばOK、活かせなければ無駄になる。
至ってシンプルと言えます。
なので余白の価値を今日は店舗運営でも考えてみてくださいね。
それでは一日一改善で顔晴りましょう(^^