特に都心の飲食店で導入が多くなっているのがバーチャルレストラン。
既存の業態にプラス他の業態を入れるものですが
似ているものとして併設店舗とあります。
併設店舗は、ある程度スケールや資金があり、
今の業態の利用動機ではカバーできない業態を入れることが多いです。
例えば、
居酒屋業態+ラーメン店
寿司店+海鮮丼店
和食店+丼専門店
ゆっくり食事をする業態+パッと食事できる業態
の組み合わせです。
このWの利用動機に対応するお店づくりが
今後増えてくると小島は考えております。
もちろん、立地にもよりますが
幅広いニーズに応えつつ、かつ専門性を発信できる業態
これができれば、
「今日はちょっと時間ないから、海鮮丼で食べていこう」
「今日は大事な人と一緒だからゆっくりできるこっちで食事をしよう」
「失敗したくないから、ちょっと寿司は今度にして海鮮丼で試してみよう」
と利用動機によって選ばれないことを無くすことができます。
そして、居酒屋業態+ラーメン店のように
「飲んだらラーメンを食べたくなる」
という問題解決にもつながり、よりお客様を満足させることができます。
「飲んだ後の〆にラーメン食べたいから隣にいこう」
となる訳です。
これは、観光地の
「観光して歩いてちょっと休憩したいからカフェ」
と同じことです。
和食高級店なら、併設店舗で和カフェ。
こだわりのスイーツを体験してもらう。
気軽に和食高級店の一部を体験していただくことで
「ここなら失敗しないよね」
と感じていただく、
安心していただく、
ことで幅広い利用動機に対応することができるかと思います。
和カフェでもテイクアウト窓口ですぐ食べられるものを販売したりもできます。
こうすることで、高級店が選択肢がないお客様でも
一部を体験してもらうことによって
お客様を育てることができます。
育てることでより楽しんでもらえることで
お客様の人生をより良くする!
これが大事かと思います。
「飲食はこんなに楽しいんだよ♪」
と。
併設店舗は立地やスケールなど制限が多いので
できるお店は限られると思いますが
ぜひ、ご検討いただければと思います。
明日は、そういった制限があって併設店舗は無理という方に
バーチャルレストランをお伝えさせていただきますね。
それでは一日一改善で顔晴りましょう(^^)
購読完了チェック
購読されたら下記ボタンで既読済みにできます。